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最低限知っておく必要のある3つのルール
スローフォワード(攻撃側の反則)

スローフォワードは「ボールを前に投げた」という反則です。

ラグビーは大前提としてボールを前に投げてはいけません。ボールを前に投げられないことでパスをするだけでは後退することになり、「どうやったら前に進めるだろうか」と考えるスポーツになります。

スローフォワードの反則を取られると相手ボールのスクラムとなります。

ノックオン(攻撃側の反則)

ノックオンとは「ボールを前に落とした」という反則です。

ボールを手で持っていた場合だけでなく、体に当たって前に落ちた場合にも適用されます。

キックも体(足)に当たって前にボールが転がりますが、ノックオンの基準は「膝よりも上」です。

ノックオンを取られると相手ボールのスクラムとなります。

オフサイド(守備側の反則)

オフサイドとは「決められた線より前にいる選手がプレーしようとした」という反則です。

これはちょっと難しいです。

最初のそもそもラグビーって何を目指す競技なの?でラグビーとは陣取りゲームで、ボールのある位置を国境線として自陣と相手陣に別れているというお話をしました。

選手はこの国境を超えた位置にいてはいけない、すなわちプレーを開始する時は自分たちの陣地にいなければなりません(タックルのあった場所からボールが出たら前に出てOKです)。

オフサイドはプレー開始時に守備側の選手がこの国境を超えた位置にいたのにプレー(守備)をしようとした、という反則です。

敵の領地内での活動は認められない、それをレフェリーが神の視点で監視するという形ですね。

◎このルールがないとどうなる?

もしこのオフサイドのルールがなかったらどうなるでしょうか。簡単に言うと「守備側はどこにいてもいい」ということになります。

そうなると守備側はあらかじめパスが来そうな選手の目の前で待ち伏せをすることができるようになり、こうなると攻撃側はパスなんてできません。

なので「守備側は下がりましょうね→どこまで下げようか?→自分たちの陣地まで」ということになりました。

このように、オフサイドとは言い換えれば「待ち伏せ禁止ルール」です。

オフサイドの反則を取られると相手ボールのペナルティキックになります。

スクラムとペナルティキックについては初級編で詳しくお話しします。

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