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アグレッシブ・アタッキング・ラグビー
伝統的に展開プレーを強みとするチームでキックはあまり蹴らず、ハイテンポでボールを回すことで相手を崩すことを得意とする。 フォワードにもランに優れた選手が多く、パワーのあるフォワードとスピードのあるバックスを絡めた緩急のある展開攻撃は破壊力抜群だ。 自陣からでも積極的に攻める姿勢が持ち味である一方、そこで反則があると一気にピンチになるため規律面に気をつけたい。
アタック9
ランを強みとした選手が多く、どのポジションの選手も自分でボールを持って勝負ができる。 とりわけバックス陣はタレントが多く、パス回しもランもリーグトップクラスのクオリティを誇る。 圧倒的な攻撃力を持つためマイボール時には常に相手にプレッシャーをかけることができ、自分たちでボールを持つ時間が増えれば増えるほど試合の主導権を握ることができる。
ディフェンス8
圧倒的な攻撃力に注目が集まりがちだがサントリーはディフェンス力もリーグトップクラスだ。 そしてサントリーのフォワード陣はブレイクダウン(タックル後のボールの奪い合い)に強い選手が多い。 大きな穴を開けない組織的な守備を敷きつつ、いいタックルが決まればボール奪取力のある選手がすぐさまボールを奪い取る隙のない守備も見所だ。
スクラム7
スクラムも非常に強力だが優勝争いの相手である神戸製鋼やヤマハにはやや劣るか。 常にスクラムで勝負をかけるというよりは必要に応じてボールキープに徹するなど柔軟な運用が目立つ。
ラインアウト7
ラインアウトの安定感はかなり高い。 一方でラインアウトモールでゴリ押しをしたりということはあまり多くなく、展開プレーをするための起点という意味合いを重視していると捉えていいだろう。 人数を減らしたショートラインアウトもよく使い、突破力のあるバックロー(FL、NO8)をアタックラインに入れて最初にぶつけるプレーも多い。
選手層9
選手層は非常に厚い。 メンバーを過度に固定することなく1試合ごとに入れ替えも多く、「シーズンを通して戦う」ことができるチームだ。
規律7
攻守共によく連携が取れており規律のとれたチームである。 反則の起こりやすいブレイクダウン(タックル後のボールの奪い合い)でファイトする場面が多いためここでの反則は気をつけたい。 自陣からでも積極的に攻撃することが持ち味である一方、そこで反則があると失点の可能性が高いため注意が必要だ。