相手のキックが外に出た場合にすぐにフィールド内にボールを投げ込むプレーのこと。
通常のラインアウトと同じくタッチラインから5m以上投げ込むこと。味方ではなく上に投げて自分でキャッチしてプレーを開始してもいい。
投げ入れる場所は本来ラインアウトを行うはずの場所よりも後ろであること。投げ入れることができるのは最初にボールをキャッチした・拾った選手のみ。
ボールは必ず蹴り出されたものを使い、交換はできない。
①レフェリーが笛を吹いてプレーが途切れた場合。
負傷者がいる場合や投げ入れるまでの時間が長い場合にはこちらが適用される。
②相手の蹴ったボールがフィールド外の物体に当たった場合。
看板等に当たったり、客席に入ったりした場合にはそれがプレーに影響する可能性があるためクイックスローインはできない。
③ボールを持った選手(投げ入れようとしている選手)に相手の選手が触れた場合。
蹴り出す側はクイックスローインを防ぐために以下のような対策をする。
①客席に入るように蹴る
②キックを追う選手が投げ入れ先となる選手に詰める
外に出たからプレーが途切れるだろうと追うのをやめ、クイックスローインをされるようなことがあれば追う選手の失態である。