タックルで倒された選手がボールを離すことなくもう一度プレーをしようとしたという反則。
タックルで倒された選手は直ちにボールを離さなければならない。
意味合いとしてはノットリリース・ザ・ボールと同じような反則であるが、ノットリリース・ザ・ボールが慣例的に相手がジャッカルにきている(ボールに手をかけている)時にボールを離そうとしない場合に適用されるため区別されることが多い。
ちなみに
①タックラーが相手を倒しきる前(ボールキャリアが膝より上を地面につける前)にバインドを外してしまった場合にはボールキャリアはつまずいて転んだのと同じ扱いなためボールを離さず即立ち上がってプレーしていい。
②倒したがバインドが外れてしまった場合はタックルそのものは成立しているためボールキャリアはボールを離さなければならないが、掴まれていないためその場にボールを置いて即立ち上がってから拾ってまた走ってよい。
ペナルティキック
倒れてもボールを離さなくてもよいということになると、倒された選手が倒れた状態でタックラーを振りほどいてまた走るということが可能になってしまい、タックラーがいつまでも相手を捕まえていなければならなくなるため。