キャリーバックとは、自分たち側のインゴール(トライエリア)に自分たちでボールを持ち込んでグラウンディングしたというものである。
相手チームの5mスクラム(ゴールラインから5mの位置でのスクラム)となる。
キャリーバックはゴール目前で相手ボールのスクラムとなるためできるだけ避けたいものであり、発生するのはやむを得ない状況においてである。
具体的には、ゴールライン近辺で脱出に失敗したような場面が多い。
下記のような例が代表的なものだろう。
キャリーバックは自分たちでインゴールにボールを持ち込んだ場合の再開方法だが、相手がボールを持ち込んだ(蹴り込んだ)場合は「ドロップアウト」となる。
ドロップアウトとなると、ボールをつけた側(ボールを持ち込まれた側)の22mラインの内側からのドロップキック(ワンバウンドさせるキック)で試合を再開する。